ゴキブリが発生しやすい環境の飲食店の害虫駆除の方法とは!?
2022年10月21日
飲食店を悩ませている問題の1つに、害虫対策があります。
特にゴキブリは飲食店で発生しやすく、対策をしていても発生してしまうというしつこさに頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事ではゴキブリが飲食店で発生しやすい理由や、飲食店のゴキブリ対策について解説します。
お客様は害虫がいないのが当たり前だと思っている
飲食店にとって害虫、特にゴキブリはお店のイメージを左右してしまう大きなリスクです。
ゴキブリがいるお店は清潔でないという印象があり、もしホールでゴキブリがお客様の目に触れるようなことがあれば大きなイメージダウンに繋がります。
ゴキブリの姿が見えた場合、クレームが入るだけでなく、保健所へ通報されてしまう場合もあります。
かといって、害虫がいないことで賞賛されることもありません。
つまり害虫がいないことは「普通」なのです。
お店を利用してくれるお客様のイメージを損ねることがないよう、日ごろからしっかりと害虫対策をすることが大切です。
ゴキブリが飲食店で発生しやすい理由
食べ物と水が豊富にある
飲食店は一般家庭に比べて食べ物がたくさんあります。
油も家庭に比べれば大量に使うため、ゴキブリにとってはエサが豊富な生育に適した環境となります。
食べ物だけでなく、水分がたくさんあるのも1つの要因です。
飲食店はアルコールやソフトドリンクなどの飲み物をこぼしたり、流しや床に落ちた水滴など、水気がたくさんあります。
これらもゴキブリのエサとなり、特にゴキブリの赤ちゃんにとってはジュースは最適なエサとなります。
人の出入りが多い
飲食店はお客様や従業員、業者など、人の出入りが活発です。
ゴキブリは隙間や排水管から入ってくるイメージがありますが、出入り口の扉から入ってくるケースも少なくありません。
扉が開くたびにゴキブリが人と一緒に店内に入り込みます。
隙間がたくさんある
飲食店には大型の調理器具などが設置されており、これらの裏の隙間は暗く湿っており人間の目が入らないため、ゴキブリにとっては格好の棲み処です。
飲食店ではチャバネゴキブリが大量発生しやすい
ゴキブリには様々な種類がいるため、飲食店で発生しやすいゴキブリの種類と生態を理解しておくことが大切です。
飲食店に出やすいゴキブリの種類にはチャバネゴキブリとクロゴキブリの2種類で、中でもチャバネゴキブリは特に飲食店で大量発生しやすい種類であるため注意が必要です。
小さなサイズのチャバネゴキブリは飲食店で繁殖するケースが多く、一方クロゴキブリは住居で繁殖するケースが多いですが、飲食店に侵入することも少なくありません。
ゴキブリの生態として、屋内で繁殖し、温かい場所を好み、行動範囲はあまり広くないという点が挙げられます。
また、地域により異なりますが、飲食店にワモンゴキブリやヤマトゴキブリが繁殖することもあります。
また、高温多湿になる地下街の飲食店ではトビイロゴキブリが発生することもあります。
飲食店が密集している地域では特に注意
飲食店の多くは複数まとまって隣接しています。
隣の店で繁殖したゴキブリが壁や地面を伝って自分の店に入ってきてしまうことも多くあります。
商店街や商業施設では自分の店がどんなにきれいにしていても、他の飲食店でゴキブリが大量発生していると排水管などを伝って複数の飲食店を行き来することもあります。
飲食店のゴキブリ対策の方法
侵入経路を塞ぐ
ゴキブリの発生を防ぐためには、ゴキブリがお店に入ってこないようにすることが大切です。
ゴキブリは出入り口のほか、換気扇、排水管、排水口などから侵入してきます。
換気扇はなるべく付けっぱなしにしておくと侵入を防ぐことができます。
排水管、排水口は営業後にはしっかりと水気を拭き取り、蓋をしておき侵入経路を塞ぐようにしましょう。
また、営業終了後に熱湯を流しておくことも1つの対策です。
整理整頓して隙間を少なくする
モノが多いとその分隙間が多くなります。
隙間が多いとゴキブリはそこで繁殖してしまいますし、格好の隠れ家になってしまいます。
ダンボールはすぐに片付ける、物を出しっぱなしにしない、など、整理整頓を徹底するようにしましょう。
食べかすや水滴を残さないようにする
お店が忙しいと食べ物や飲み物、調味料のこぼれる量も多くなります。
こぼした食べ物はすぐに拭き取ることを徹底しましょう。
また、客席の床に落ちた食べかすも、お客様が退席した後にはしっかりとチェックし、都度綺麗に掃除しておくと害虫対策だけでなく、お客様からのマイナスイメージを防ぐことができます。
除湿する
ゴキブリが好む多湿を防ぐ為に除湿剤を置いて湿気を取り除くのもおすすめです。
特に小さな隙間はゴキブリの巣にされやすいので、食器棚の奥や隙間には湿気がこもらないようにしましょう。
ベイト剤を設置して対策する
ゴキブリが侵入しないように対策をしていても、数ミリの隙間があれば侵入してきてしまいます。
そこで、店内のゴキブリを駆除する方法としてポピュラーな方法がベイト剤です。
ベイト剤とはいわゆる毒エサのことで、ゴキブリが通過しやすい場所や棲み処にしやすい場所に設置し、ゴキブリに食べさせて駆除します。
死骸を食べたゴキブリにも有効なタイプが多く、巣ごと全滅させる効果が期待できます。
業者の害虫駆除サービスを利用するのも1つの手
ゴキブリ対策を徹底していても、お店のスタッフだけではどうにもならない場合があります。
上でもご紹介しましたが、飲食店は密集していることが多く、店内で対策を頑張っていても、近隣の店の対策が十分でなければ常に侵入リスクがあるのです。
そこでおすすめなのがプロに任せてしまう方法です。
プロの業者が入って薬剤を散布する方法もありますが、最近では害虫駆除機を設置し、お店が無人の時間帯にタイマーが定期的に作動して自動で薬剤を散布して害虫駆除を行う方法もあります。
害虫駆除サービスは見積もりを取って内容や料金など、お店に合っているものを導入すると害虫のストレスから解放される効果があります。
飲食店の害虫対策は基本
飲食店のゴキブリ対策は衛生面だけでなく、お客様からのイメージダウンを避けるためにも基本中の基本となります。
ただ、お店側で対策するだけではキリがないことも多いため、プロに依頼することも1つの選択肢として考えておくと良いでしょう。
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