害虫防除対策が必須になった今、害虫駆除装置の導入がおすすめ
2022年10月28日
2021年6月に食品衛生法が改正され、食品衛生は国際基準(HACCP)に基づいて管理することが義務付けられました。
その中で、ゴキブリやネズミ等の防虫防鼠管理や害虫害獣対策についても国際基準に基づいた衛生管理をすることを求められています。
しかし、人員を使って対策をしていてもゴキブリの発生に悩まされている、という飲食店の方もいらっしゃるでしょう。
この記事では食品衛生法改正によりそ族・防虫防除の管理はどのように対策しなければならないか、飲食店のゴキブリ対策で特におすすめの害虫駆除装置について解説します。
食品衛生法改正によりそ族・昆虫防除の管理が求められている
全ての食品事業者に国際基準HACCPの考え方を取り入れた衛生管理が義務化
2021年6月に食品衛生法が改正され、すべての食品事業者に食品衛生の国際基準であるHACCP(ハサップ)が義務化されました。
これは、個人経営の飲食店も含まれます。
HACCPとは食品による危害を防止するため、食品製造の全ての工程の危害要因を抽出し、それぞれに対して管理基準を設け、日常的に点検して衛生管理を行うことです。
HACCPの考え方を取り入れた衛生管理は以下の「一般的な衛生管理項目」の計画・実施が基本となります。
「一般的な衛生管理項目」
①施設の保守点検及び衛生管理
②設備及び機械器具の保守点検及び衛生管理
③食品などの衛生的取扱い
④従事者の衛生教育及び衛生管理
⑤そ族・昆虫の防除
⑥使用水の衛生管理
⑦排水及び廃棄物の衛生管理
⑧製品等の試験検査に用いる機械器具の保守点検
⑨製品の回収方法
ねずみ・昆虫等に関連したルール
食品衛生法厚生労働省令第68号ではねずみ・昆虫等に関連して以下のように義務付けています。
「施設の衛生管理」
床や排水溝、グリストラップの清掃、廃棄物の適切な処理
「ねずみ及び昆虫対策」
ねずみ及び昆虫の繁殖場所を排除するとともに、窓、ドア、吸排気口の網戸、トラップ及び排水溝の蓋等の設置により、ねずみ及び昆虫の施設内への浸入を防止すること
改正食品衛生法によるネズミ・害虫対策のポイント
改正食品衛生法による害虫害獣駆除のポイントは以下の5つです。
①害虫害獣が発生していなかを定期的に生息調査し、駆除する
②IPM(総合的な有害生物管理)対策は専門駆除業者に依頼する
③害虫害獣対策は実施した記録を取り、保管する
④害虫・害獣が侵入・繁殖しない店内環境をつくる
⑤害虫・害獣駆除に使用した薬剤が食品へ汚染することを防止する
これだけを見ても、日々の営業で忙しい飲食店のオーナーや従業員が業務と並行して行うことは非常に大変です。
日常業務で取り組む時間がないという場合には、専門業者に依頼することも検討すると良いでしょう。
飲食店の害虫対策は害虫駆除装置の導入がおすすめ
飲食店の害虫対策は侵入経路の防止や清掃のほか、薬剤散布やベイト剤の設置などがあります。
しかし、飲食店の密集地帯などは常に外からゴキブリの侵入リスクがあり、市販の薬剤を使ってもなかなかゴキブリの発生を抑えられないケースがあります。
そのような場合は害虫駆除装置を使って定期的に薬剤を散布する対策が効果的です。
害虫駆除機は各メーカーからいくつかの種類が登場していますが、一般的にはタイマー式で店舗が無人の時間帯に薬剤を散布し、手間なく効率的に害虫駆除を行うことが可能です。
害虫駆除装置のメリット
定期的に薬剤を散布するため効果が高い
害虫駆除機はタイマーを使って定期的に薬剤を散布します。
1回だけでは駆除しきれない卵への対策ができたり、外から新たに侵入してきたゴキブリへの対策をすることができ、高い効果を維持することが可能です。
害虫に効果の高い薬剤を使用している
害虫駆除機で使用される薬剤はDDVP(ジクロルボス)が一般的です。
DDVPは有機リン系の殺虫剤で、ゴキブリ、ハエなどの害虫駆除を目的にくん煙剤などで使用されています。
揮発性が高く、即効性があり、残留性が低いため、安全に高い効果での駆除が可能です。
立ち合い不要で安全性が高い
害虫駆除機は店舗が無人になった時間帯に自動で作動します。
通常、業者による薬剤散布は立ち合いが必要だったり、鍵を預けて依頼することになりますが、その必要がなくなります。
レンタル商品のため費用を抑えられる
害虫駆除装置はレンタルが一般的です。
人件費がかかるのは薬剤の交換と機械のメンテナンス時だけですので、月々の使用料金も安く済むというメリットがあります。
害虫駆除業者に依頼するためのコストに悩んでいるという飲食店の方にも大きな負担になりにくい料金で利用することができます。
害虫駆除機導入の流れ
害虫駆除機は導入方法もシンプルで簡単なのが大きなメリットです。
特別な工事も必要なく、まずはお試しからスタートすることが可能です。
STEP1 お申込み
まずは害虫駆除装置を取り扱っている業者にメールフォームまたは電話で問い合わせをします。
システムの詳細や料金についての説明がありますので、質問などがあったら遠慮なくしましょう。
STEP2 お試し
害虫駆除機は、契約前にお試しすることができます。
週2回稼働させた効果や使用感を体験してみて導入を検討します。
お試し期間中に不明点がある場合は業者に問い合わせてみましょう。
1週間程度の間に使用感や置き場所など、店舗スタッフとも話し合い、今後も継続して使用していくのか検討してみるのがおすすめです。
お試しの結果、契約しない場合でも料金の負担はありませんのでご安心ください。
STEP3 定期サービス開始
お試ししてみて気に入ったら契約、導入となります。
契約後は定期的に担当者が伺い、薬剤の交換と機械のメンテナンスを行います。
稼働中に機械の不具合や困りごとがあった場合はすぐに担当者に相談することができます。
飲食店の害虫対策は自動化すると効率的
食品衛生法の改正により、すべての食品業者でHACCPに沿った衛生管理が義務付けられました。
これは大規模な食品工場だけの話ではなく、個人経営の飲食店も対象となります。
飲食店で特に悩みのタネとなるゴキブリ対策は、キリがないと悩んでいるオーナー様も多くいらっしゃいます。
その場合には業務用の害虫駆除装置を導入することで効率的に高い効果の害虫対策が期待出来ます。
興味がある場合は一度取扱業者に問い合わせてみると良いでしょう。
高知市で害虫駆除でお困りなら双立美装にお任せください
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