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害虫駆除は秋冬が肝心!秋冬に効果のあるゴキブリ対策とは

2022年11月18日

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ゴキブリは見た目が不快なだけでなく、病原菌や雑菌を保有している可能性もあるため、十分な対策を行い駆除することが大切です。
しかし、対策を行ってもしつこく発生するのもゴキブリの特徴の1つです。

1年間のうち、ゴキブリが最も発生するのは夏の季節ですが、夏に増えたゴキブリを翌年に持ち越させないためには秋冬の害虫駆除対策が必要です。

そこで、秋冬に効果的なゴキブリ対策をご紹介します。

ゴキブリの1年間

ゴキブリは春の暖かくなった時期に活動が活発化し、夏に最盛期を迎えます。
そして、夏に増えたゴキブリが卵を産み、卵で越冬したり、成虫のまま越冬して再び春に活動が始まります。

適切な駆除のためにまずはゴキブリの1年間の活動を見ていきましょう。

春のゴキブリの生活

春になると厳しい冬を生き抜いたゴキブリたちの活動が再び活発化します。

特に春は昨年の秋に産み付けられた卵が気温20℃を上回ると孵化し、幼虫の活動が始まります。

卵は卵鞘(らんしょう)に覆われていて、薬剤が効かないことも多く、越冬に成功した卵から幼虫が発生します。

幼虫は小さいため数は多いものの、あまり見かけることはありません。

夏のゴキブリの生活

春に生まれた幼虫が夏に活発に活動します。

活動の範囲も広がり、さまざまな場所で見かけるようになります。
殺虫スプレーを最も使うのも夏の時期でしょう。

特に気温25℃以上になると繁殖も活発になり、行動範囲を広げながら数を増やしながら広がっていきます。

ただ、ゴキブリは最近の猛暑は苦手なようです。
気温が35℃を超えるような猛暑日になると体温が32℃以上に上がり弱って動きが鈍くなります。

さらに体温が35℃以上になると動きが止まり、42℃以上になると完全に死滅すると言われています。

真夏の猛暑日はゴキブリは活動できないため姿を見せません。
涼しい物陰に隠れ、気温が下がってきた夜に活動をします。

また、冷房の効いている屋内も狙われやすいと言えるでしょう。

秋のゴキブリの生活

夏に爆発的に増えたゴキブリの退治を十分にしていないと、増えたゴキブリが秋になって繁殖を続けてしまいます。

近年では夏の酷暑から少し暑さが和らいだ秋はゴキブリにとっては快適な環境となり、夏の間に潜んでいたゴキブリが再び活発に活動して被害を増やしてしまうということも起こっています。

秋も深まり気温が下がってくるとゴキブリが活動しにくい環境になってきます。
そこで、ゴキブリは越冬場所を探し始めます。

幼虫は冬を越す場所を探し、成虫はダンボールなどに卵を産み付けます。
卵は丈夫な卵鞘に守られ、冬を越します。

冬のゴキブリの生活

冬はあまりゴキブリを見かけることはありません。
温かい場所で成虫や卵は越冬しますが、なかには外から越冬のために暖かい室内に侵入してくるゴキブリもいます。

飲食店や一般家庭でよく見かけるのがクロゴキブリとチャバネゴキブリですが、クロゴキブリは冬眠し、チャバネゴキブリは冬眠しません。

クロゴキブリはダンボールの隙間などで冬眠して春が来るのを待ちます。
一方、チャバネゴキブリは冬季は暖房の効いた飲食店やビルなどで活動します。

秋のゴキブリ対策

では、秋冬にしておきたいゴキブリ対策をご紹介していきます。

秋はなるべく卵や成虫を越冬させず、来年の春夏に大量発生させないことがポイントとなります。

生き残った成虫を駆除する

秋は夏の間に生き残った成虫を徹底的に駆除します。

物陰に潜んだゴキブリにはくん煙剤を使用して室内のゴキブリを一掃するのがおすすめです。
さらに、棲み処になりそうな場所に待ち伏せタイプの殺虫剤やベイト剤を設置して対策すると効果的です。

夏は殺虫スプレーを噴射するなどゴキブリを見つけたときの退治方法も必要でしたが、涼しくなってくるとゴキブリと遭遇する機会も少なくなり、隙間に隠れているゴキブリ対策がメインになってきます。

棲み処を作らせない

さらに、秋はゴキブリが越冬場所に選ぶ棲み処を作らせないことが大切です。

ゴキブリは湿度があり、狭くて暗い暖かい場所を好みます。

このような場所を作らないために
・こまめな掃除
・風通しを良くする
・清潔を保つ
・ダンボールを片付ける
ことを徹底しましょう。

特に飲食店はダンボールは日々仕入れ先から送られてきます。
送られてきたダンボールに成虫や卵が潜んでいる場合もありますので、日々処分して店内にダンボールをなるべく残さないようにしましょう。

冬のゴキブリ対策

冬はゴキブリはあまり活動しなくなりますので、物陰に潜んでいるゴキブリや外から侵入してくるゴキブリの対策がメインとなります。

外から侵入させない

冬はゴキブリが暖かさを求めて屋内に侵入してくることがあります。

冬場は外からゴキブリを侵入させないことが大切です。

排水溝や換気扇など、ゴキブリの侵入経路を塞いで対策します。
特に飲食店や商業施設は近隣の店舗から侵入されやすくなるので、冬場でも定期的にくん煙タイプの殺虫剤を噴霧して対策することをおすすめします。

潜んでいるゴキブリを退治する

物陰に潜んでいるゴキブリにも引き続き対策が必要です。
待ち伏せタイプの殺虫剤を使用して物陰に隠れているゴキブリを退治しましょう。

業務用の自動害虫駆除機が便利

飲食店や小売店などでは業務用の自動害虫駆除機を活用すると効果的です。

自動害虫駆除機はタイマーが作動してお店が無人の時間に殺虫剤を噴霧し、有効成分でゴキブリを退治するというものです。
定期的に作動するので、店舗のような外からゴキブリが侵入しやすい環境では特に威力を発揮します。

残念ながら業務用の害虫駆除機は家庭では使用できませんが、店舗経営をされている方には利用料金もリーズナブルで使いやすい害虫駆除対策です。

秋冬の害虫駆除が来シーズンのためには重要

秋冬のゴキブリ対策についてご紹介しました。

来年の春夏にゴキブリを大量発生させないためにも、秋冬の対策は重要となります。

特に秋の対策は重要で、夏の生き残りを徹底的に駆除して越冬させないことで、来年の春からの個体数をグンと減らすことができます。

飲食店などはしっかりと対策を行っていてもゴキブリ侵入リスクが高く、年間を通じての対策が大切です。
必要に応じてプロの手を借りながら徹底した駆除を行っていくことをおすすめします。

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