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飲食店の害虫駆除対策・チャバネゴキブリの予防策・駆除方法

2023年2月17日

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飲食店での害虫の出現は店に大きなマイナスイメージを持たせてしまいます。
そのため、飲食店にとって害虫駆除は必須項目となります。

飲食店でよく見かけるのが身体の小さいチャバネゴキブリです。
数が非常に多く駆除が難しいゴキブリで、日頃からしっかり対策をしておく必要があります。

ここでは、飲食店のチャバネゴキブリ対策をご紹介します。

チャバネゴキブリの生態

チャバネゴキブリは体長1.5cm~1.8cm程度の小型のゴキブリで薄茶色をしています。
基本的には夜行性で昼間はあまり出現しません。

寒さに弱く屋外で越冬ができないため、暖かい場所を求めて屋内に入ってきて繁殖をします。
特に暖房設備やガスを頻繁に使用する飲食店などの施設を好み、冷蔵庫のモーター内部に巣を作って潜んでいることがよくあります。

チャバネゴキブリの繁殖スピードはクロゴキブリよりも早く、産卵後20日前後で孵化するため、爆発的に増えやすいという特徴があります。

冬眠することなく1年中活動し、年に3~7回も産卵します。
孵化した幼虫はすぐに繁殖可能な成虫になってしまうため、早めの対策が肝心です。

侵入口をふさぐ

ゴキブリは厨房やホールを清潔にしていればいなくなるわけではありません。
どのようにきれいにしていても少しの油やこぼした食品で繁殖してしまいますので、一度外から侵入されてしまうと店内であっという間に増えてしまいます。

そのため、ゴキブリに侵入させないことが大切です。
以下の侵入口をもう一度チェックして対策することがポイントとなります。

窓を開け放っていると食材や料理のにおいに釣られて、ゴキブリが侵入してきますので窓は開放したままにしないようにします。
網戸があってもその隙間から入ってくることがありますので、隙間がある場合は網戸を補修したり隙間テープなどを利用して塞ぎます。

換気扇

換気扇もゴキブリの侵入口としては定番です。
換気扇は厨房、ホール、トイレなどについていますが、わずかな隙間でもゴキブリは入ってきてしまいますので、24時間換気扇を回すかネットで外構側をカバーして侵入口を塞ぎます。

スリーブ

スリーブとは外に繋がっている配管用の穴のことです。
上下水道管や排水管などは壁内を通って外部に繋がっています。

スリーブはコンクリートに穴をあけている場合が多く、のこのわずかな隙間がゴキブリの侵入経路になっています。

隙間がある場合はパテで埋めて対策します。

ひび割れ

老朽化したり地震の影響で建物にひび割れが出来ている場合があります。
ひび割れを見つけたらパテで埋めて対策するか、可能であれば業者に頼んでひびの補修をしてもらうと建物の耐久性を守る意味でも安心です。

排水管

排水管も害虫に侵入されやすい場所です。
閉店後は排水口の入り口は塞ぐ、一日の最後に熱湯を流すなど、対策をします。

排水管にトラップがついていない、直排水の場合は侵入を防ぐためにU字管などのトラップを取り付ける方法も効果的です。

通用口

出入口は実は最も侵入されやすい場所です。
ゴキブリは排水管や壁の隙間などから侵入してくるイメージが強いですが、意外にも通用口や出入り口から入ってくることも多くあります。

床を歩いてやってくるゴキブリには、ゴキブリを寄せ付けない薬品加工をしたマットを設置するなどするとある程度対策ができます。

エアコンのドレンホース

ドレンホースはエアコン内で発生した水を外に排出するホースです。
ドレンホースの先端は屋外に置きますので、ホース内を通ってゴキブリが侵入することがあります。

ドレンホースにはホームセンターやネットショップなどで、ドレンキャップと呼ばれるカバーが売られているため、これを取り付けて対応することが可能です。

ゴキブリの侵入経路となりそうな穴をできるだけ塞いだら、退店前に穴にハーブなどのスプレーをかけておくとより効果が期待できます。

グリストラップの清掃

飲食店の厨房は排水溝に油を直接下水に流さないようにするためのグリストラップが設置されています。
グリストラップは定期的な清掃が必要です。

ここをしっかりと清掃しておかないとゴキブリが油につられて寄ってくるだけでなく、においの原因となりますので、こまめな清掃が必要です。

毒餌の設置

毒餌(ベイト剤)はすでに店内に侵入しているゴキブリへの対策です。
ベイト剤は死骸を食べたゴキブリや卵にも効果があるものも多く、姿を見ずに巣ごと退治できるというメリットがあります。

調理機器の裏や従業員出入口の近くなど、ゴキブリが通りそうな場所に複数個所設置します。

ゴキブリの侵入対策と合わせて行うと効果的です。

段ボールはすぐに片付ける

段ボールはゴキブリに好まれやすく、隙間に潜んだり卵を産みけられやすいので店内に溜め込まずにすぐに処分することが大切です。

段ボールの隙間にゴキブリが隠れて店内に入ってしまう可能性もありますので注意が必要です。
仕入れなど、外から搬入される荷物にゴキブリの卵が付着していないかチェックし、段ボールや梱包材は速やかに片付けることが大切です。

自動駆除機を使用すると高い効果を得られる

もし、お店のスタッフだけでは手が回らない場合や、周辺環境によりゴキブリの発生に不安がある場合などは害虫自動駆除機の利用が便利です。

自動駆除機はタイマー機能で一定期間おきに店内に誰もいない時間に自動で薬剤を噴霧し、ゴキブリを駆除するというものです。
一定期間おきに作動することで、卵や幼虫への対策、新たに侵入してきたゴキブリへの対策が可能です。

ゴキブリの自動駆除機は業務用で家庭用ではないため、家庭用よりも効果の高い薬剤を使用します。
駆除を徹底したい場合は利用すると手間もなく安心です。

ゴキブリは年間を通しての対策が必要

飲食店のゴキブリ対策、特に飲食店が狙われやすいチャバネゴキブリについて解説しました。
チャバネゴキブリは冬眠せず1年中活動をしますので、年間を通じての対策が必要です。

お客さまに安心して食事を楽しんでもらえるお店を作るためには害虫駆除対策は必須の項目です。
ゴキブリを発生させないためには定期的な点検と店内の駆除が重要です。

定期的に侵入口となっている隙間はないかを確認し、穴がある場合は速やかに塞ぎます。
また、店内もベイト剤や自動駆除機などを利用して駆除を徹底しておくと高い効果を得られます。

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